谷合参院議員(公明党青年局長)が積極的に推進した「クールアース・デー(地球温暖化対策の日)」7月7日当日、全国でライトダウンが行われました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
7万6000施設参加
クールアース・デー 温暖化防止の願い込め
公明党が推進
北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が開幕した7日は、公明党青年局(谷合正明局長=参院議員)が中心となって提案、推進した「クールアース・デー(地球温暖化対策の日)」。七夕のこの日、ライトアップ施設などを消灯し、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を削減する「七夕ライトダウンキャンペーン(一斉消灯)」が全国で行われ、約7万6000の施設で照明が消された。
キャンペーン開始時刻の午後8時には、東京タワーをはじめ、横浜ベイブリッジ、大阪市の通天閣、神戸ポートタワーなど普段は夜景スポットとして親しまれる各地の象徴的施設をはじめ、市庁舎や学校などの公共施設、全国のレストランや店舗のイルミネーションなどが一斉に消灯した。
環境省によると、今回のキャンペーンによって、午後10時までの2時間で122万キロワットの消費電力が削減され、475トンのCO2削減効果があるという。
同キャンペーンは、環境省などの呼び掛けで6月21日の夏至の日にも行われたが、今回はそれを上回る施設が参加。各地では、部屋の照明を消してろうそくをともす「キャンドルナイト」のイベントも行われ、美しい夜空を見ながら環境保護や省エネへの思いを込めた。
ライトダウンキャンペーンについて公明党は、サミット初日の七夕の日を「クールアース・デー」に制定し、同日夜に照明を消すことで温暖化ガス削減への国民の理解を深める運動を提案。6月9日には、谷合党青年局長らが約6万8000人の署名簿を添えて直接、福田康夫首相にクールアース・デーの創設を要望。これに対し、福田首相が「すぐに採用させていただきたい」と回答し、創設が決まった。
キャンドルで幻想的に
札幌市でイベント
クールアース・デーを記念した七夕ライトダウンin札幌が7日夜、札幌市郊外の大倉山ジャンプ競技場で環境省の「チームマイナス6%」主催で実施され、道民をはじめ、国内外から多数の人が参加した。
スキージャンプの金メダリストらのトークショーや鴨下一郎環境相らによるオープニングなどの後、ライトダウン(消灯)の8時を迎えると、大倉山シャンツェを照らしていたライトが消えるとともに、天の川を模してともされたキャンドルライトの8列のウエーブが浮かび上がった。幻想的な雰囲気の中、歌手・一青窈さんのライブが始まり、会場は大いに盛り上がった。
大阪・通天閣も消灯
田端氏が街頭演説
“大阪のシンボル”もライトダウン――。公明党の田端正広衆院議員はクールアース・デーの7日、大阪市浪速区にある展望タワー・通天閣前で街頭演説を行った。
通天閣の消灯を見届けた田端氏は、全国7万以上のライトアップ施設が消灯運動に参加したことを紹介。「こうした地球に優しい行動をサミットを境に日本から世界に広げ、温暖化をストップできるよう尽力したい」と訴え、理解を求めた。
通天閣は、環境省の「ライトダウン運動」とともに、経済産業省の「グリーン・エネルギー促進ウイーク」にも協力。5日から11日までの1週間、全電力をエコエネルギーに切り替えている。
(7/8付 公明新聞より転載)
全国で七夕ライトダウン